サウンド ステーション クラシック

作者挨拶

今回の作品は、かつてのファミコン・スーパーファミコンのCDに続き、歴代プレイステーションのゲームから名曲を集めた、ファンアレンジCDになります。

プレステ時代のゲームの特徴の一つに、音楽や映像の表現の幅が広がったことで「より幅広いジャンルの作品が生まれたこと」があると思います。

容量の大きいCD-ROMが採用されたことで、音楽も生演奏のものが多くなり、それに伴った「音ゲー」と言う音楽自体を主役にした、新たなジャンルも誕生しました。
また、キャラクターの声が実装される作品も多くなり、一つ前のPCエンジンの時代にも多くあった「恋愛SLG」も数多く登場しました。

加えてポリゴンの採用により「360度」の表現が可能になったことから、TPSやFPSと言ったジャンルも出始め、これも現代に繋がる流れになっていると思います。
(FF7~9の戦闘画面などにも大きく影響がありましたよね)

そこで本作は「プレステの時代を支えた名作たちの音楽選」をテーマに、こうした新しいジャンルの作品も取り入れてみようと思いました。

この選曲にあたっては、EtlanZ公式サイトから頂いたリスナーの皆様からのリクエストを参考に、バトル曲・アップテンポの曲・静かな曲などをバランスよく選び、
「まるで1本の物語を楽しんでいるかのように」その収録順にもこだわらせて頂きました。

また本作はあくまでも「音楽CD」ですので、有名な作品ばかりではなく、たとえマイナーでも名曲があると感じた作品はどんどん収録をさせて頂き、「とにかく名曲を徹底して集める!」というコンセプトのもと、皆さんにご紹介をさせて頂きたいと思いました。

本家の『クラシック』にも収録されているゲームも幾つかございますので、現在まさにプレイ中の方にもお楽しみ頂ける内容かと思います。

ここに収録されているゲームの多くは、PSストアなどでも配信されていますので、この作品をきっかけに様々なゲームを遊んでみて頂き、名曲の数々にも触れてもらえるようになって頂ければ、と願っております。

音楽サークル『EtlanZ』(エトランゼ)
代表:えくす
公式サイト:http://www.etlanz.com/
ツイッター:@EtlanZツイッター
トップ